東京都産業労働局 令和4年度中小企業サイバー
セキュリティ対策継続支援事業

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中小企業向けサイバーセキュリティ対策の極意

組織の成熟度を確認

取り組みを実行した結果どのような変化があり、あるべき姿に近づいているのかを確認します。計画で定めた評価方法に基づき、現状の確認を行います。

Point① 現状の姿を確認する

計画でも確認したように現状を把握していきます。ありたい姿と改めて比較をすることで、ギャップを埋める活動となっているか、ありたい姿に近づいているかを確認します。

現状の姿を確認する

計画で確認方法まで定められていると評価がスムーズです。取り組みや施策によっては効果が出るまでに時間がかかるケースがあります。半面、評価までの期間が長い場合、うまくいっていない場合のリカバリーに遅れが生じるケースがあります。自社にあった適切なタイミングを見定め、評価を行っていきましょう。例えば、四半期ごとですと、年4回の評価ができ、約3か月の期間で評価ができます。

計画と評価のスパンの例

Point② 比較をする

評価において、改めて現状の把握を行います。比較のパターンとしては、ありたい姿との比較を中心に考えます。また、計画時と比較をすることで、自分たちの成長を可視化することができます。成熟度を意識しつつも、成長度も把握することで取り組みの進捗などモチベーションアップにつながります。

比較をする